私自身は鍵が壊れて困った事になったという経験は無いのですが、母親が嗅ぎが壊れて閉じこめられたという経験があったらしく、私が一人暮らしを始める時に、定期的に鍵を交換する様にしろと、何度も言われた経験がある為にその言いつけを守って鍵を交換する様にしています。
それは玄関の鍵だけでなくお風呂場の鍵やトイレの鍵など、家の中にある沢山の鍵を同時に交換する様にしているのですが、その理由は鍵を交換するお金なら私が出してあげると母親自身が言うほどに、鍵を交換する重要性を何度も説得してくる為でした。
なんでも母親が一人暮らしをしていた頃、お風呂の鍵が壊れてしまい、お風呂の中に閉じ込められてしまって涙を流しながら助けを待った経験があるそうです。
母親が住んでいた場所は人通りも少ないらしく、お風呂の中で閉じ込められている事を中々伝えられない為にとても不安な時間を過ごしたそうで、偶然通りかかった人に助けを呼んでもらって助かったそうです。
そういう経験があったからこそ、もし私が一人暮らしの時に閉じ込められてしまい、誰かに助けを呼んでも気付かれずに何かあったらと考えたら心配になってしまうそうです。
母親は虫なども怖がらない気持ちの強い女性なのですが、鍵の事となると本当に怖がるので、どれだけ命の危険を感じたのかよく分かります。
私自身も閉じ込められたら怖いなという気持ちはあるのですが、それ以上に母親を不安にさせたくないという気持ちが一番大きいので、家の中の鍵を交換する様にしています。
アパートなどは引っ越して直ぐに新しい鍵に交換してくれるところが多いですが、お風呂場やトイレに付いている鍵は交換せずそのままというところも多いので、そういったアパートに引っ越した際はカギ屋さんを呼んで新しい物に交換してもらう様にしています。
建設されてから時間が経っている様なアパートに引っ越した時は特に気を付けており、交換し忘れている場所が無いかちゃんとチェックしたという事も母親に伝えて安心させてあげています。