鍵を交換した時の話。

物騒な事件が頻発し、ニュースを賑わせている今日この頃。
もはやそういった事件は、他人事ではないですよね。
いつ何時、自分自身が犯罪の被害者になってしまうかも分かりませんし、防犯対策だけはしっかりとしておきたいもの。
個人レベルで出来る事と言えば、在宅中は玄関の呼び出し音が鳴ったとしても、簡単に出ずに相手が誰かしっかり確認する事。
また、外出時はしっかりと玄関のドアを施錠しておく事。
そして、鍵は絶対になくさず、万が一無くした場合、大家さんや不動産管理会社の許可を得た上で交換する事が、何より大事なんじゃないかと考えています。
これは自分の経験則上、そう強く感じるものです。
というのも、こないだ私自身が鍵をなくしてしまい、怖さを感じたからなんです。
私の出身地は地方で、高校を卒業後に大学進学の為に上京してきました。
はじめての一人暮らしで不安はあったものの、大学にも慣れサークル活動を通じて友人も増えてきて、それなりにキャンパスライフを謳歌していたんです。
実家はそれ程裕福な暮らしをしているわけではなく、学費を捻出するのに苦労したと思うので、生活費は自分で稼ごうと思ってアルバイトを始めました。
比較的割高な深夜にアルバイトのシフトを組んでもらう事もあり、それなりに一生懸命頑張っているんです。
アパートからアルバイト先まで、電車を乗り継いで向かっていました。
ある日、深夜までバイトをしていて、ようやく終わりホッと一息ついた後に家路に着いたのです。
駅から歩いてアパートまで向かい、玄関先で鍵を探すと・・・ジーンズのポケットに入っているはずの鍵がなくなっていたんです。
「あれ?」と思いつつ、ポケットを全て手探りで探ってみても見つからない。
バックの中を探しても、どうしても見つからない。
バイト先に忘れたかな?と思い、連絡を入れて探してもらっても見つからない。
本当に焦りました。
深夜だったので、大家さんに連絡を入れるのも気が引けましたし、でもどうにかしないと家の中に入る事が出来ない。
まさかドアを壊すわけにもいかないし、どうしたらいいだろう・・と考えていたのですが、先輩に相談すると、「業者さんに連絡を入れ、開けて貰った方がいい」とアドバイスを受けました。
早速ケータイで調べて、スピーディーに対応してくれる業者さんを探し、依頼すると以外と早く駆けつけてくれ、事なきを得ました。
本当に助かりましたね。
無くした鍵は、結局見つからないまま。
その鍵を使って不法に侵入され、盗難の被害に遭うのも嫌だったので、大家さんの許可を得て交換しました。
ホッと一安心したのと同時に、すぐに対処して下さる業者さんの存在に感謝したものです。